従業員のPCログの収集でセキュリティシステムの問題を早期発見

重要だとわかっていながら、なかなか徹底できないのがオフィスのセキュリティ対策。
特に専任の担当者を置くのが難しい中小企業のオフィスは、セキュリティ対策は集中管理ではなく個人任せとなっているケースがほとんどです。
急増している標的型攻撃はターゲットとなる企業/組織周辺のセキュリティの弱い企業からターゲット攻略への手がかりになる情報を求めて攻撃していきます。
企業の大小にかかわらず標的となる危険性が高まっています。

中小企業のセキュリティ対策の実態

IPA(情報処理推進機構)が発表した「2016年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」報告書ではITに対する投資額が全体では、「1百万円未満」の回答が最も多く 52.8%、次点は「1百万円~5百万円以下」で 29.1%で ありました。
導入しているサービスの割合は、「ウイルス対策ソフト・サービスの導入」が最も多く 80.4%、次いで「ファイアウォール」 が 33.7%の企業が導入しています。
しかしそれ以上のサービスはほとんどの企業は未導入が現状です。

個人任せのセキュリティ対策

PCの各種セキュリティパッチの対応を個人に任せていると、日々の業務に追われつい忘れてしまうことがあります。また会社の規則でインストールが禁止されているソフトウェアがあっても、あくまで自己申告なので無断でインストールしてしまうことも。
逆にインストール必須のソフトウェアによってPCの動作が遅くなるのを避けるため、勝手にアンイストールしたり停止したりすることも良くある例です。
こうしたセキュリティ意識の低さが「穴」となってインシデントを引き起こします。

問題の発生をPCログ管理で抑止

こうした個人任せのセキュリティ対応に対する対策としておすすめはPCログ管理サービスです。
管理対象端末のパッチ対応状況を一覧で表示し、どの端末に問題があるか分かりやすく確認できます。更にクラウド型サービスではログがクラウドに保存されるログ管理サーバーを準備する必要がありません。専用機器の用意や保守を気にせず導入がしやすいのでおすすめです。